MENU

ご挨拶

会長挨拶

第36回日本老年麻酔学会 会長 坂口 嘉郎

 この度、第36回日本老年麻酔学会の会長を務めさせていただくことになりました。人口の高齢化が進み、高齢者を対象とする手術や重症管理の必要性が高まるなか、本学会は高齢者に焦点を当てた麻酔科学、侵襲医学を討議する場として存在価値がますます高まっています。

 第36回学術集会は2024 年 2 月 16 日(金)・17 日(土)に佐賀市のアバンセで開催させていただきます。新型コロナウイルス感染症の沈静化を鑑み、現地開催のみで運営する予定です。

 テーマは「超高齢化社会における健康とは?」とし、高齢者に対する周術期医療を軸に、高齢者の健康維持増進、それを支える医療や社会のあり方を広く討議することで、本学会会員および老年麻酔に関心をお持ちの皆様にとって、より一層知識を深める機会になるようにしたいと考えております。伝統ある本学会の学術集会を実りあるものにするべく鋭意準備を進めております。

 関係各位の皆様のご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。

第36回日本老年麻酔学会
会長 坂口 嘉郎
佐賀大学医学部麻酔・蘇生学 教授

事務局長挨拶

 ヒトの老化は避けられません。生命を維持する基本的な機構が衰えるのは自明ですが、坂口会長のご挨拶のように超高齢化社会を迎え、高齢者の周術期医療の増加と研究の必要性が高まっています。本学会はそのための技術と知識を議論し、600余名の会員が情報交換することで、より良い麻酔を提供するための場です。

 本学会で興味深いのは、老年麻酔という言葉に「高齢麻酔科医の活躍と医療レベルの維持」、「高齢麻酔科医との学び」という意味を含んでいるところです。先人の様々な経験、広く深い見識と洞察力、豊かな人間性から学ぶ場であり、エキスパートも初心に帰って学ぶ場です。その雰囲気を大切にするため、「顔が見えそうな距離感の事務局」として丁寧な運営を心がける次第です。皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2023年4月吉日

日本老年麻酔学会 理事・事務局長
東北大学麻酔科学・周術期医学分野 山内正憲
ページのトップへ戻る